伐木等機械の運転の業務に係る特別教育

10月25日~26日にかけて伐木等機械の業務に係る特別教育を受講してきました。
弊社は山林作業が多くグラップル作業が多い為、ほとんどの現場作業員は受講させてもらっています。

一日目は学科、二日目は実技でした。

一日目の学科では、建設業関連の講習では聞けないような話も聞けてとても良い経験でした。
その中で、覚えておきたいなと思ったのが2点あったので紹介したいと思います。

1点目は、【末口2乗法】

現場で原木の材積を把握する際、とてもいい方法だと思いました。

計算式は
【末口の直径[m]×末口の直径[m]×原木の長さ[m]】です。φ(..)メモメモ

例として末口50cm、原木の長さ4mの材積を計算すると・・
0.5m×0.5m×4.0m=1.0㎥となります。

トラック一台当たりの材積を求める時や、現場で原木の材積を求めるときににとても役に立ちそうです(^^♪



2点目は、【木材の比重】です。

伐倒直後の生材の比重はスギ0.89、ヒノキ0.94、カラマツ0.88、アカマツ0.9程度との事でした。

例として、先ほどの1㎥の原木、比重0.9だった場合の重量は
1㎥×0.9=0.9t

スギの場合
1㎥×0.89=0.89t


よく乾燥したスギ、ヒノキの比重は0.4程度、計算してみると・・

1㎥×0.4=0.4t

今後、トラックに積み込む際の過積載対策にとても役に立ちそうです(^^)/

今回学科で使用した参考資料↓

2日目は実地

手前がプロセッサー、奥がハーベスターどちらも0.45㎥でした。
林業が専門ではない為、普段乗れない機械に乗れてよい経験ができました。

機会があったら走行集材機械、簡易架線集材装置等の運転の業務に係る特別教育も受講してみたいと思いました(^^♪

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